第18話

昨日、内定式に出席した。みんな不安そうな顔をしていた。俺は新しいステージを前にしたとき、なんというか謎の自信に包まれる。社長や役員が登壇したときも「周りの奴らか俺かだったら俺だろうな」と確信していた。そんなことないんだけどな。まあ頑張るしかないよな。俺の強みはこの自信だろうから。

最近、内定式とか、文化祭とか、非日常が多くて書くことに困る。どうしてもイベントそのものが面白くて、それを伝えることに必死になってしまう。綺麗なものを綺麗に描くのは割と誰にでもできる。

今更だけどApple Musicが最高だ。好きなジャンルの音楽、アーティスト、探せばなんでも聴ける。まあ最高なんだが、「これ!」というものには出会えない。最近のポップスってそういうのが多すぎないか。角の取れた音楽。若者の角離れだ。だけどそもそも好きなジャンルなんてのはないのかもしれない。好きになった女性がタイプだ。