第51話

51という数字は好きだ。どうしてだろう。なんというか俺のことを分かってくれる気がして。それぞれの数字にイメージがある話は長くなるからやめとこう。むしろ俺はこの感覚が弱い方だ。

昨日今日と久々のバイトだったけど、意外となんとかなるもんだ。だけど「このトークとこのトークの間はちょっと時間が出来るから書類を〜」とか「電話がかかってきたらまず電話番号をコピーして〜」とか、効率化のために心がけていたことはすっかり抜け落ちていて、2日間働いてようやく取り戻した。だけど「どうしてこんな便利なやり方に気付かなかったんだろう」「こっちの言い方のが親切じゃない?」という発見もたくさんあった。意識して積み上げたものなんてすぐに忘れる。物事との距離ってのは無理して慣れるもんじゃない。色々と変えてみるもんだ。人間関係もそう。

上司によれば、俺の強みは客の言いたいことを先読みする力だそうだ。確かに得意かもしれない。極端な言い方をすれば、最初の「もしもし」とか「あの〜」で用件は大体掴める。嫌なことというのは想定していればそこまでダメージを受けない。嫌なやり方だけどこれもたまには大事だ。

 

昨日、早く寝たかったけど面白そうな映画が始まってしまった。 仕方ないから録画したけど、録画したものってあんまり観ようと思えないんだよな。冷めたご飯みたいに「それはそれで美味しい」ってのがないんだよなあ。

そういえば、ようやく絵葉書の飾り方を思いついた。高校の頃UFOキャッチャーでとったフィギュアのスタンドがピッタリだった。こんなこともあるもんだ。

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